【新型デロリアン”Lynx DMC-EV”が発表】あのオカルトカーが復活‼
「Linx Motors(リンクスモータース)」は、テキサス州オースティンに本拠を置く新進気鋭のEVメーカーで、初の市販モデルとして往年の名車をモチーフにしたEVモデルを公開しました。同社のビジネスモデルは、伝説的な名車に最新の電動テクノロジーを取り入れ、顧客に究極のラグジュアリー体験を提供することに重点を置いています。そのため、主な顧客層は経済的に余裕があり、車に深い情熱を持つマニアやコレクターとなっています。同社は完全なカスタマイズ、80%の買戻し保証、専属のコンシェルジュによるサービスとメンテナンス、VIPイベントへの招待など特別な体験を提供しています。しかし、同社のウェブサイトでは情報は限定的で詳細は個別に問い合わせる形となっています。今後の動向が注目されています。
「デロリアン」ってどんな車?

「デロリアン」は1980年代初頭にアメリカで製造されたスポーツカーで、その独特なデザインと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでの登場で世界的に有名です。ステンレススチールのボディーとガルウィングドアが特徴的で、未来的な外観を持っています。しかしデロリアン・モーター・カンパニーは短命に終わり、わずか数年で生産を停止しました。それにもかかわらずデロリアンはそのユニークな魅力でカーファンから絶大な人気を博しています。今でも、その存在は自動車の歴史において特別な位置を占めています。
「Linx Motors」ってどんな企業?
「Linx Motors」は、自動車業界で新たな風を吹き込む米国のスタートアップ企業です。この企業は、伝説的なクラシックカーを現代の技術で再生することに特化しています。彼らのビジョンは歴史と革新を融合させ、OEMレベルの品質基準を満たすことで時代を超越したクラシックカーを復活させることです。その結果、オーナーはクラシックカーのオリジナルのキャラクターとデザインを楽しみながら、最新の設備とパワートレインを享受することができます。Linx Motorsは、最近EV充電会社との取引を行ったことから、新たなビジネスエリアへの拡大と市場リーチの可能性の増加を示しています¹。これは、自動車セクターにおける革新に焦点を当てた企業の製品提供とインフラの強化を目指す戦略的な動きを示しているかもしれません。そのビジョンと革新的なアプローチにより、自動車業界で注目を集めています。その動向は、今後も引き続き注目されるでしょう。
▼Linx Motors公式サイト
今回の新型デロリアン「Lynx DMC-EV」はどんな車?

デロリアンは映画で登場した人気車ですが、台数が少ないうえクラシックカーなので希少な車種です。そんな名車をEVテクノロジーで復活させたのが「Lynx DMC-EV」です。オリジナルモデルと同じくステンレススチールによって構成されたエクステリア、アイコンでもあるガルウイングドアも再現されています。また今の車に必要とされる安全基準や運動性能を満たすリファインが施されているようです。

インテリアは21世紀のスポーツカーに相応しいデザインでフロントパネルは広大なLEDディスプレイに置き換えられており、タッチスクリーンインターフェイスを採用しています。

駆動方式はスロベニアのElaphe社製L1600型インホイールモーターを4輪に配置し、4WD仕様の車になりました。駆動用バッテリーはCATL製で、容量は70kWhです。NACS規格に対応した急速充電が可能で、航続距離は250マイル(約402km)、0から96.6km/hへの加速は4秒未満と公表されています。
最後に
価格や生産開始の時期については現時点では明らかにされていませんが、100台限定での生産が予定されています。リンクスは「デロリアンDMC-EVはただの復活版ではなく、アイコニックなデザインと最先端の安全性、強力なパフォーマンス、優れたハンドリングを組み合わせた完全な再創造」とコメントしています。
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