テスラ購入前に知るべき落とし穴と対策

本記事は広告を含みます。
テスラは「EV」よりも「ソフトウェアで進化する乗り物」と捉えると、満足と後悔の分かれ目が見えやすくなります。走りや充電体験がハマる人には最高ですが、サポート導線・アップデート文化・拠点距離など“生活側の条件”が合わないと一気にストレスになります。本記事では、購入前に潰しておきたい落とし穴を、対策まで含めて整理します。
テスラを買ってはいけない理由

(出典:闘志エンジン)
カスタマーサービスが不十分
テスラのサービスは「販売店に電話して予約」の文化と違い、アプリ中心で完結します。予約・見積り確認・進捗連絡までアプリで行えるのは合理的ですが、困ったときに“人にすぐつながる安心感”を期待するとギャップが出やすいです。加えて、保証内の作業でも基本的にTeslaのサービス拠点で受ける必要があると案内されています。拠点が遠い地域では、移動や日程調整が負担になり得ます。(Tesla)
ソフトウェア不具合が頻発する
テスラは車の機能をソフトウェアで更新し続ける設計思想です。裏を返すと、表示や機能の不具合が「ソフトの修正」でリコール対応になることもあります。たとえばバックカメラ表示やTPMS表示に関する不具合は、車両ソフト更新で修正すると公式に説明されています。便利な一方、アップデートで挙動が変わる点は“家電に近い車”として受け止める必要があります。(Tesla)
修理・メンテナンスに時間がかかる
構造がシンプルなEVでも、板金・ガラス・電装などは一般的な部品供給や工程に依存します。さらに、独立系修理への制約をめぐる訴訟では、部品や修理ルートの制限が待ち時間に影響するという主張も出ています(訴訟内容であり、結論ではありません)。また、航続距離に関する苦情が増え、サービス予約のキャンセルを行うチームを作ったと報じられた例もあり、サービス体験に不満が出やすい土壌は理解しておきたいです。(Reuters)
高価格に見合う価値が見えにくい
テスラの価値は「走り」だけでなく、充電体験、ソフト更新、運転支援、アプリ連携など“体験の総合点”にあります。ここが刺さる人には高い満足を生みますが、逆に「内装の質感」「細かな作り込み」「対面サポート」重視だと、価格に納得しにくいです。購入前に、価値の軸が自分の中で何かを言語化しておくと後悔が減ります。
購入前に自問したいこと
- 困った時にアプリ対応で割り切れるか
- 近隣にサービス拠点(またはモバイル対応)があるか
- アップデートでUI/機能が変わっても許容できるか
- “体験”にお金を払う感覚に納得できるか
後悔する人の特徴から学ぶ購入リスク

(出典:闘志エンジン)
ブランドイメージだけで決めてしまう
テスラは「先進的でスマート」というイメージが強く、所有体験もそこに寄っています。だからこそ、試乗が短いまま“憧れ”で決めると、生活の中で小さな違和感が積み上がります。私の感覚では、テスラは「毎日アップデートされるガジェット」に近い車です。ガジェットが好きな人は楽しい一方、車に“完成品”を求める人は疲れてしまいます。
メンテナンス費用を軽視していた
基本車両保証は4年または80,000kmで、バッテリー/ドライブユニットはモデルにより8年・走行距離上限つきで、容量70%を保証する旨が示されています。保証の境目を超えると、想定外の出費が心理的に重くのしかかります。購入前に「保証が切れた後も乗るのか」「延長保証の条件はどうか」を整理しておくと、支払い計画が現実的になります。(Tesla)
充電インフラの整備を確認していなかった
テスラは自社の急速充電網を持つ一方、日本では充電規格や補助制度も絡みます。報道では、日本の補助制度がCHAdeMO中心で、テスラの急速充電網への支援が議論になったとされています。つまり、地域や政策の影響で「増える場所・増えない場所」の差が出る可能性があります。自宅・職場・よく行くエリアで、現実に使える充電の選択肢を地図で潰しておくのが安全です。(Reuters)
長期使用を前提にしていなかった
ソフト更新で改善が入る反面、仕様変更も起きます。さらに、航続距離表示をめぐる苦情が増え、サービス予約をキャンセルするチームがあったとロイターが報じています。日々の期待値管理がうまくいかないと、長期所有ほどストレスになります。だから私は、購入前に「何年乗るか」「その間に起こり得る不確実性(価格改定、機能変更、サポート体制の変化)を許容できるか」を考えるのが肝だと思います。(Reuters)
後悔しやすい人の共通点
- “憧れ”の比重が大きく、生活動線の検証が浅い
- 保証の範囲と終了後の出費を把握していない
- 充電を「なんとかなる」と楽観している
- 仕様変更やアップデートをストレスに感じやすい
テスラの悪い評判に影響する3つの要因

(出典:闘志エンジン)
品質管理の不備
「品質が悪い」という評判は、個体差や初期不具合の体験談が拡散しやすいことも一因です。ただし、ブランドの信頼性は固定ではなく、調査でも上下します。たとえばConsumer Reportsは2025年のブランド信頼性ランキングでテスラが順位を大きく上げたと述べています。つまり“常にダメ”とも言い切れません。大事なのは、購入検討の時点で「自分が買う年式・モデル」に固有の傾向を調べ、試乗車ではなく納車個体のチェックを丁寧にする姿勢です。(コンシューマーレポート)
アフターサービスの不備
悪評の火種になりやすいのは、修理の導線が見えにくいことです。テスラはアプリでサービス予約・見積り確認ができ、モバイルサービスも提供すると説明しています。一方で、保証内のサービスはTesla拠点で受ける必要があるとも明記されています。拠点数・距離・予約の取りやすさ次第で、体験が「スマート」にも「不親切」にも振れます。購入前に自宅からの距離と、モバイルで対応できる範囲を把握しておくのが現実的です。(Tesla)
頻発するリコール問題
テスラは米国で大規模リコールが報じられることが多く、たとえばパワーステアリングの不具合で約37.5万台が対象になった例がAP通信で伝えられています。ただし、その対策がソフト更新で提供されるケースも多いのが特徴です。実際にテスラ公式サポートでは、バックカメラやTPMSの問題をOTAで修正するとしています。リコール件数の多さ=致命的、とは短絡できませんが、「ソフトに依存する車は、ソフト起因の是正が“公式イベント”として表に出やすい」と理解すると見え方が変わります。(AP News)
悪い評判を“情報”に変える見方
- どの不具合が「部品交換」なのか「ソフト更新」なのかを分けて読む
- 自分の生活圏で、サービス拠点の距離が致命傷にならないか確認する
- 調査データ(信頼性・満足度)と体験談の両方を見る
購入前に確認したい6つのチェックポイント

(出典:闘志エンジン)
実際の走行距離を確認する
カタログ上の航続距離は条件次第で変動します。さらに、航続距離表示をめぐり苦情が増え、テスラが対応チームを作ったと報じられたこともあります。だからこそ「自分の通勤・買い物ルートで何km走れるか」を体感で掴むのが最優先です。試乗では、速度域(高速/市街地)と外気温を意識し、消費電力表示を確認します。(Reuters)
充電設備の利用可能性を調査する
次に、充電を“面倒に感じない仕組み”が作れるかです。自宅充電の可否、職場の充電、よく行く高速道路・商業施設の急速充電の位置を、納車前に地図で洗い出します。日本では補助制度が充電規格に依存するという報道もあり、インフラの伸び方が一様とは限りません。生活圏の現状確認が、もっとも堅実な対策です。(Reuters)
保証内容を詳細にチェックする
基本車両保証(4年/80,000km)と、バッテリー/ドライブユニット保証(モデル別に8年・走行距離上限、容量70%)は必ず読み込みます。特に「何が保証対象外か」「延長保証の条件」を把握すると、購入後の不安が減ります。(Tesla)
ソフトウェアアップデート情報を把握する
テスラはOTAで改善が入るのが強みです。実際にリコール対策として、ソフト更新でTPMSやバックカメラの不具合を修正すると公式に案内しています。一方で、更新で仕様が変わることもあるため、納車後はリリースノートの確認を習慣にすると安心です。(Tesla)
地域のサービスセンターの対応状況を調べる
サービスはアプリで予約・見積り確認ができ、モバイルサービスも提供されます。ただし、保証内の作業はTesla拠点で受ける必要がある旨も明記されています。つまり「近さ」と「混み具合」が体験を左右します。公式のサービス拠点一覧で最寄りを確認し、距離があるなら代車・移動手段も含めてプラン化しておきます。(Tesla)
他のEV車との比較検討を行う
最後は、同価格帯のEVを「充電動線」「サービス網」「保証」「運転支援の思想」で横並び比較します。テスラは信頼性調査で改善が示された一方、体験の癖も強い車です。比較の軸を揃えるほど、“自分に合うか”がクリアになります。(コンシューマーレポート)
チェックを一気に進めるコツ
- 週末に「自宅→職場→よく行く場所」で充電候補を3つ以上探す
- サービス拠点までの距離を、渋滞時間込みで測る
- 保証の年数・距離・例外をメモに書き出す
最後に

(出典:闘志エンジン)
テスラで後悔が起きやすいのは、車の性能そのものより「生活側の条件」とのミスマッチです。サービス拠点の距離、充電の動線、保証の範囲、そしてアップデート文化を受け入れられるかを事前に確認してください。憧れだけで決めず、走行距離の実測と比較検討を行えば、購入判断の納得度は大きく上がります。
要点
- テスラは「ソフトウェアで進化する車」なので、アップデート起因の仕様変更や不具合対応を許容できるかが満足度を左右します。
- サービスはアプリ中心で、拠点距離や予約の取りやすさが体験を大きく左右します。購入前に生活圏で検証が必要です。
- 航続距離・充電動線・保証条件を“自分の使い方”に当てはめ、他EVと比較して納得してから契約するのが後悔防止策です。
参考文献
- Tesla「Vehicle Warranty(車両保証)」https://www.tesla.com/ja_jp/support/vehicle-warranty
- Tesla「Service Centers(Japan)」https://www.tesla.com/findus/list/services/Japan
- Tesla「Service Visits(サービス予約)」https://www.tesla.com/support/service-visits
- Tesla「Recall: Back Up Camera Feed」https://www.tesla.com/support/recall-back-up-camera-feed
- Tesla「Recall: Vehicle Firmware to Correct TPMS Malfunction」https://www.tesla.com/support/recall-vehicle-firmware-correct-tpms-malfunction
- Reuters(航続距離表示に関する調査報道)https://www.reuters.com/investigates/special-report/tesla-batteries-range/
- Reuters(日本の補助制度・充電網に関する報道)https://www.reuters.com/business/autos-transportation/japan-mulls-subsidies-teslas-ev-charging-stations-tariff-talks-tbs-says-2025-05-17/
- AP News(リコール報道)https://apnews.com/article/cbed013def930add1bf27897ddc92103
- Consumer Reports(ブランド信頼性に関する記事)https://www.consumerreports.org/cars/car-reliability-owner-satisfaction/who-makes-the-most-reliable-cars-a7824554938/
YouTubeチャンネルのお知らせ
本記事をお読みいただきありがとうございます。本サイトは車関連の記事を投稿していますが、Youtubeでも投稿を行っています。興味のある方は是非、YouTubeチャンネルもご覧になってください。
最新記事はこちら⇩
- 【トヨタ・ルーミーの内装は本当におしゃれ?】評判・実用性・カスタム術を完全ガイド!
コンパクトなのに広い――そんな一言で語られがちなトヨタ・ルーミーですが、実際の満足度を左右するのは「内装の作り… 続きを読む: 【トヨタ・ルーミーの内装は本当におしゃれ?】評判・実用性・カスタム術を完全ガイド! - 【トヨタ・ライズは本当にダメなのか】評判と実態を検証
トヨタ・ライズは「ダメ」と言われることがありますが、実態は“価格とサイズに対して何を期待するか”で評価が割れや… 続きを読む: 【トヨタ・ライズは本当にダメなのか】評判と実態を検証 - 【カローラアクシオが安い理由】とリアルな評判を徹底解説
カローラの名を冠しながら、アクシオは「新車でも中古でも手が届きやすいセダン」として語られがちです。実際、トヨタ… 続きを読む: 【カローラアクシオが安い理由】とリアルな評判を徹底解説





