2025年9月14日 / 最終更新日時 : 2025年9月14日自動車好きのダイスマンTV 国産車

【アルファードのグレードXで後悔しないために】グレード選びと実用性

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トヨタアルファードのベースグレード「X」は、上位のZやExecutive Loungeほどの華やかさはない一方で、実用性と価格のバランスに優れる現実解です。本記事では「Xが恥ずかしい・ダサい」と言われる背景を丁寧にほどき、ユーザー評価やコスパ、購入で後悔しないための具体的なチェックポイントを簡潔に整理しました。用途に合えば“賢い買い方”になります。

Xが恥ずかしい・ダサいと言われる理由
- Xが恥ずかしいと言われる背景
- アルファードXはダサい？
ユーザー評価とコスパ
- Xで十分と感じるユーザーの声
- Xグレードのコスパが良い理由
価格とグレード比較
購入で後悔しないためのポイント
- 新型アルファードXの特徴的な装備
- Xグレード中古購入の注意点
運転のしやすさとユーザー評価
- 快適性は他のグレードと比べてどう？
- 燃費とメンテナンスコスト
最後に

Xが恥ずかしい・ダサいと言われる理由

Xが恥ずかしいと言われる背景

アルファードのXは“ベースグレード”という立ち位置ゆえ、街で見かけるZやExecutive Loungeと比べて外観・内装の「盛り」が控えめです。例えばライトは上位の3眼LED＋シーケンシャルターン（流れるウインカー）が標準の一方、XはよりシンプルなLED構成。ホイールも225/65R17で、Z（18インチ）、Executive Lounge（19インチ）より小径です。内装トリムもXは「GRAPHITE MESH＋ブロンズ塗装」やファブリックが中心で、上級の合成皮革や“UZURAMOKU”加飾の量感とは差が出ます。こうした“見た目で分かる違い”が、ネット上の「恥ずかしい／ダサい」評の土壌になっています。

アルファードXはダサい？

結論から言えば、用途と価値観次第です。Xは8人乗りの実用性を最優先しつつ、トヨタ最新の安全装備（Toyota Safety Sense）や上級と同じ骨格・遮音設計を共有。見栄えの“記号”が少ない一方、車としての静粛性・乗り心地の素地は共通です。AHSや流れるウインカーが欲しければZ以上、家族・送迎で8人乗り＋価格重視ならXが合理的。装備の“差”と“要不要”を切り分けて選べば、ダサいどころか賢い選択になり得ます。(トヨタ自動車WEBサイト)

ユーザー評価とコスパ

Xで十分と感じるユーザーの声

実際のオーナー投稿では「取り回しが意外に良い」「静かで快適」「8人乗りが便利」という声が目立ちます。大型でも最小回転半径5.9mで扱いやすく、日常域の静粛性も高評価。一方で「ベンチシートの快適機能が少ない」「装備は割り切り」との指摘も。総じて“実用＋価格のバランス”に満足する声が中心です。

Xグレードのコスパが良い理由

コスパの肝は価格差と目的適合。新車価格はX（HEV 8人）510万～532万円、Z（HEV 7人）635万～657万円で、その差は約125万円。見た目や快適装備の“豪華さ”を重んじなければ、必要十分な安全・基本性能をより低予算で確保できます。さらに17インチタイヤは上級よりランニングコストが抑えやすいのも現実的なメリットです。

価格とグレード比較

2025年の一部改良でXが正式追加。価格はハイブリッド（8人）2WD：5,100,000円／E-Four：5,320,000円。比較用に主要グレードを挙げると——

Z（HEV 7人）：6,350,000円（2WD）／6,570,000円（E-Four）
Z（ガソリン 7人）：5,550,000円（2WD）／5,748,000円（4WD）
Executive Lounge（HEV 7人）：8,600,000円（2WD）／8,820,000円（E-Four）
Executive Lounge（PHEV 6人）：10,650,000円（E-Four）
Xは“最廉価かつ唯一の8人乗り（標準車）”というポジションで、2025年1月7日の発売です。

購入で後悔しないためのポイント

新型アルファードXの特徴的な装備

Xは8人乗り専用（標準車）のハイブリッド。セカンドは6:4分割チップアップで3人掛け、9.8インチディスプレイオーディオと8スピーカー、17インチホイール、トリムはGRAPHITE MESH系。上級の3眼LEDやナノイーX（フロント／リヤ）は非標準で、装備は実用重視です。

Xグレード中古購入の注意点

登場が新しいため流通量が少なめ。条件次第で即決しづらい点は覚えておきましょう。確認ポイントは「8人ベンチ仕様でニーズに合うか」「快適装備の省略に納得できるか」「純正オプション（ドラレコ付ミラー等）の有無」。ウェルキャブのX（ガソリン7人）は仕様が異なるので混同注意です。(carsensor)

運転のしやすさとユーザー評価

ボディは大きくても最小回転半径5.9m。見切り・取り回しの良さはユーザー評価でも繰り返し語られます。街乗り～高速まで静粛性の土台は強固で、家族同乗時の疲労感の少なさはXでも変わりません。

快適性は他のグレードと比べてどう？

Z以上はキャプテンシート＋オットマン／ベンチレーションや3眼LED＋AHSなど“ショーファードリブン的”な演出が豊富。Xはファブリック＋手動調整が中心で、ナノイーXも非標準。ただし遮音ガラスや基本プラットフォームは共通で、移動の快適“基礎体力”は十分です。

燃費とメンテナンスコスト

WLTC燃費（国交省審査値）は18.9km/L（2WD）／17.5km/L（E-Four）。実走は使い方次第ですが、通勤・送迎中心ならガソリンZより総コストで有利になりやすいでしょう。消耗品は17インチタイヤが相対的に安く、ライト周りもシンプルで修理費を抑えやすい——維持費面でも“堅実派”に向きます。