FJクルーザーは最悪なのか?燃費や維持費の欠点と中古車の真実!読みやすく総整理

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FJクルーザーの欠点は、単なる悪口ではなく「この車を生活に入れたとき、どこでストレスやお金が噴き出すか」を示す地図です。4.0L級の大排気量SUVで、サイズも大きく、後席は観音開きドアというクセがあります。だからこそ、通勤や送迎中心の人が勢いで買うと“最悪”になりやすい。一方で、用途と覚悟が合えば、欠点はそのまま個性に変わります。本記事では日常ストレス、お金、中古の注意点を整理して判断材料にします。

まず結論:「最悪」になるのはどんなケース?

最悪と言われる理由は“日常の不便さ×コスト負担”に集約

FJクルーザーが「最悪」と言われる場面は、クルマの出来が悪いというより、日常の不便さコスト負担が同時に刺さったときです。スペック的には排気量3955cc、5AT、パートタイム4WDで、ボディは4635×1905×1840mmとしっかり大柄です。燃費(カタログ)は8.0km/L、燃料タンク72L、最小回転半径6.2m。さらに車両重量は約1,940kg(グレードにより差)と、軽快さより“タフさ”優先の設計です。 (トヨタ自動車WEBサイト)
この条件で「通勤・買い物の足」をやると、運転の気疲れ+ガソリン代+消耗品コストが積み上がりやすいです。逆に言えば、ここを理解して「それでもこの雰囲気が欲しい」と思える人には、欠点が“味”になります。

買って後悔しやすい人/満足しやすい人の分かれ目

後悔しやすいのは、駐車場が狭い・後席を頻繁に使う・燃費を最優先したい・静かで上質な内装を求める、といった“生活の優先順位”がFJと噛み合わない人です。反対に満足しやすいのは、アウトドアや雪道など4WDの出番がある/見た目の世界観に惚れている/不便も工夫して楽しめる人。カーセンサーの取材記事でも、観音開きドアなど不便さを理解した上で「そこがいい」と語るオーナー像が紹介されています。 (carsensor)

日常で効くストレス:運転しづらさと使い勝手

視界不良・死角が多い(対策も含めて理解)

FJのストレスで一番出やすいのが“見切り”です。直立気味のフロントガラスや太めのピラー、そして独特のリア周りは、慣れるまで死角を作ります(これはデザインの代償です)。対策は精神論ではなく実務で、ミラー調整を詰める、車幅感覚が固まるまでは広い場所で反復する、そしてバックカメラやセンサーが付く個体を優先する――この3つが効きます。視界に自信がない人ほど、購入前の試乗で「右左折+車庫入れ」を必ずやるべきです。

サイズが大きく取り回しに慣れが必要

数字が生活に効くタイプの大きさです。全幅1905mmは、立体駐車場や狭いコインパーキングでプレッシャーになりますし、最小回転半径6.2mはUターンや切り返し回数に直結します。 (トヨタ自動車WEBサイト)

ただ、ここは“最初がしんどい”だけで、慣れると「多少荒れた道でも気にせず走れる」「段差に神経質にならない」など、道具としての気楽さに変わる面もあります。要は、最初の数週間を乗り越えられるかどうかです。

観音開きドアが不便になりやすいシーン

後席側は“アクセスドア(観音開き)”で、フロントドアを開けないとリア側が開けられない構造と説明されています。 (Car Watch)

送迎や買い物で後席を頻繁に使うと、狭い枠で「前ドアを大きく開けにくい→後席も開けにくい」が起きがちです。さらに、後席ドア周りはリコールでも言及されている部位なので、中古では状態確認の重要ポイントになります。 (トヨタ自動車WEBサイト)

お金の欠点:燃費と維持費のリアル

実燃費が伸びにくい理由とガソリン代の負担感

FJは燃費で選ぶクルマではありません。カタログ燃費は8.0km/Lで、排気量は3955cc。 (トヨタ自動車WEBサイト)

街乗りの短距離・信号ストップが多い使い方だと、ガソリン代の“体感負担”が増えやすいです。私の感覚では、FJの燃費は「分かっていても財布に効く」タイプで、月の走行距離が長い人ほど現実味が出ます。だからこそ、購入前に“自分の週の移動”を紙に書き出して、燃料コストを具体化するのが後悔防止になります。

税金(排気量)・保険・車検で固定費が重くなりがち

排気量が4.0L級という時点で、税金面は小排気量車より重くなりがちです。任意保険も年齢条件・補償範囲・車両保険の付け方で差が出ますし、中古は個体差で車検整備費が振れます。ここは「車両本体価格」だけ見ているとズレます。年あたりの固定費(税+保険+車検)を先に積み、払えるかを確認するのが安全です。

タイヤなど消耗品が“大型SUV価格”になる

タイヤサイズは265/70R17が示されており、消耗品は“軽の感覚”だと驚きやすいです。 (トヨタ自動車WEBサイト)

さらに、オフ寄りタイヤを選べば見た目と走破性は上がる一方、ロードノイズや燃費面で不利になりがちです。反対に街乗り寄りにすると快適性は上がりますが、FJらしさが薄れる。つまりFJは、維持費だけでなく「どの方向のFJにするか」という選択コストも発生します。

中古車の真実:故障・リコール・状態チェック

イメージ(出典:当サイト)

持病やリコール履歴は「改修済みか」を必ず確認

中古で最優先は、リコール対象か/改修済みかです。トヨタのリコール情報では、後席アクセスドアに関する内容が公開されています。 (トヨタ自動車WEBサイト)

対策未実施だと不安が残るので、購入前に「車台番号で対象確認→改修記録の提示」を依頼してください。FJは人気と年式幅がある分、“程度の差が大きい中古車”になりやすく、書類で差が出ます。

中古で特に注意したいサビ・腐食の見抜き方

FJはボディオンフレームで下回りが肝です。雪国・海沿い・未舗装路の使用歴がある個体は、フレームや足回りのサビが価値と今後の整備費を左右します。外装がピカピカでも、下回りが進行しているケースはあります。リフトアップできる店で、フレーム・アーム取付部・マフラー周辺を見せてもらうのが堅実です。

整備記録・保証・試乗で確認すべきポイント

ここは“型”を作ると失敗が減ります。

  • 整備記録簿:油脂類交換、足回り作業、下回り処置の履歴
  • 4WD機構:切替の作動、異音の有無
  • ドア周り:アクセスドアの開閉感、ガタ、ウェザーストリップ
  • 試乗:直進性、段差での異音、ブレーキのタッチ
  • 保証:範囲(どこまで対象か)と期間
    この1セットだけでも、雰囲気買いの事故率がぐっと下がります。

年式・仕様差と相場の見方(割高でも良質車を選ぶコツ)

カーセンサーのカタログでは、日本の生産モデル期間が2010年11月〜2018年1月と整理されています。 (carsensor)

相場も“安いからお得”になりにくく、相場表では2025年12月時点の平均価格が280.8万円と示されています。 (carsensor)結論としては、FJは「安い個体を探す」より「高くても状態が良い個体を選ぶ」ほうが合理的です。後から直すと、時間もお金も想像以上に持っていかれやすいからです。

それでも魅力は強い:欠点を“個性”に変える見方

イメージ画像(当サイト)

内装が安っぽい?→アウトドア前提の「機能美」として評価

FJの内装は高級路線というより、汚れやすいシーンを想定した“道具”感が強いです。Car Watchの試乗記事でも、アウトドアユースを意識した防水仕様などが触れられています。 (Car Watch)
豪華なリビングではなく、頑丈な作業台。そう捉えると「安っぽい」は「気兼ねなく使える」に変わります。

ダサい?→好みが分かれるが“唯一無二”で女子ウケも

見た目は確実に好みが割れます。ただ、似たデザインが少ないぶん、刺さる人には深く刺さります。私はFJを“流行のスニーカー”ではなく“クセの強いワークブーツ”だと思っています。万人受けはしないけど、好きな人には替えがきかない。ここを理解して買うと、欠点が「自分の物語」になります。

最悪か最高の相棒かは「用途・覚悟・愛着」で決まる

燃費、視界、ドア、維持費――弱点は確かにあります。ですが、それらは同時に「FJを選ぶ理由」の裏返しでもあります。自分の生活に“FJを使う理由”があるかどうかで、評価は最悪にも最高にも振れます。買う前に、どう使うかを言語化できる人ほど後悔しにくいです。

後悔しないための最終チェックリスト

  • 自宅駐車場で全幅1905mmを無理なく扱えるか(枠・導線) (トヨタ自動車WEBサイト)
  • 後席をどれだけ使うか(アクセスドアの手間を許容できるか) (Car Watch)
  • 年間維持費(燃料+税金+保険+車検+タイヤ)を試算したか
  • リコール対象と改修済みを確認できたか (トヨタ自動車WEBサイト)
  • 3年後も「この見た目が好き」と言えるか
    これをクリアできるなら、FJは“最悪”ではなく、ちゃんと最高側に転びます。

最後に

FJクルーザーは「万能に便利な車」ではありません。視界や取り回し、観音開きドアは生活動線に刺さりやすく、燃費や消耗品も大型SUVの負担になります。しかし、その不便さはタフな世界観とセットで、アウトドアや雪道など“理由のある4WD”がある人には魅力へ反転します。中古で狙うなら、リコール改修済みか、下回りのサビ、整備記録と試乗の確認が最優先です。安さより状態で選べば、後悔は大きく減らせます。

要点

  • FJクルーザーが「最悪」と言われる原因は、視界・取り回し・観音開きドアなどの日常の不便さと、4.0L級SUVとしての燃費・維持費が同時に刺さることです。
  • 欠点は“設計思想の裏返し”でもあり、アウトドア用途や世界観に惚れている人には、道具感・頑丈さが強い魅力になります。
  • 中古で後悔しない鍵は、リコール改修の有無、下回りサビ、整備記録・試乗の3点を最優先し、安さより状態の良さで選ぶことです。

参考文献

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