【ホンダ・フリード中古車の狙い目と相場】失敗しない選び方

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中古のフリードを選ぶときに一番大切なのは、「安い個体を探す」ことではなく、「自分の使い方に合う装備世代を、どの予算帯で拾うか」を決めることです。現行は2024年6月発売の3代目ですが、中古市場で厚みがあるのは2016年9月登場の2代目です。本記事では、見出し構成に合わせて、流通量が多く、2019年10月の改良で装備差もはっきりした2代目フリードを主軸に解説します。カーセンサーでは2代目フリードの平均価格が184.2万円、価格帯は54万〜361万円とされており、相場の幅が広いぶん、選び方の差がそのまま満足度の差になりやすい車です。 (Honda公式サイト)
狙い目は「年式(装備世代)×予算×使い方」で決まる

(出典:ホンダ)
コスパの中心は100〜150万円帯になりやすい
結論から言えば、2代目フリード中古の“おいしい中心”は100万〜150万円帯を意識すると組み立てやすいです。これは中古市場の平均価格184.2万円より少し下ですが、年式別の買取相場を見ると、2020年式で102.7万〜165万円、2021年式で115.4万〜172.3万円、2022年式でも127.6万〜180.3万円という水準になっており、実売価格ではこの周辺が装備と年式のバランスを取りやすいゾーンだと推測しやすいからです。極端な安値に飛びつかず、かといって高年式に寄りすぎない。フリード中古は、この“真ん中を丁寧に拾う”感覚が強い車だと思います。価格帯が広い車ほど、真ん中にある個体の安心感は効いてきます。 (carsensor)
運転支援重視なら2019年10月以降(後期)を軸にする
運転支援を重視するなら、軸は2019年10月以降の後期です。HondaはこのマイナーチェンジでHonda SENSINGを全タイプ標準装備にし、新たに後方誤発進抑制機能を追加しました。さらにACCも加減速時のフィーリングを熟成したと案内しています。中古車選びでは、この“標準化された安全装備”が意外に大きいです。前期でもG・Honda SENSING系は十分魅力がありますが、後期は「装備の有無」で悩みにくいのが強みです。私はフリードの中古選びでは、見た目の新しさより“標準装備の揃い方”のほうが後悔に効くと考えます。家族車は、乗り始めてからじわじわ装備差が効くからです。 (Honda公式サイト)
安すぎる個体は“初期整備費込み”で総額判断する
安すぎる個体は、価格そのものより“買った直後の出費”まで含めて見るべきです。Honda認定中古車の保証ページでも、パワーウインドウ約2.7万円、ドアミラー約2万円、ワイパー約2.4万円といった修理費の目安が示されています。もちろんこれは一例ですが、ミニバン系は電装やドアまわりの快適装備が多いぶん、小さな不具合が積み重なると印象よりお金が動きやすいです。私はフリードの中古車で「安い」を判断するなら、本体価格より“納車後3カ月の想定出費”で見るべきだと思います。安さが魅力のはずなのに、最初の整備で気持ちが冷えるようでは意味がありません。 (Honda中古車検索)
中古相場の見方:価格帯で何が違う?

(出典:ホンダ)
100万円以下:過走行・修復歴・消耗品交換のリスクが高い
100万円以下のフリードは、条件がきれいなら掘り出し物に見えますが、基本的には慎重に見るべきゾーンです。2代目全体の相場レンジは54万〜361万円で、年式別の買取相場でも2018年は63.8万〜114.7万円、2019年は77.4万〜137.9万円となっています。つまり100万円以下は、前期の初期年式や走行距離が多い個体が入りやすい価格帯です。ここで大事なのは、「100万円以下=即お得」ではないことです。タイヤ、ブレーキ、バッテリー、電動スライドドアの状態など、初期整備を前提にしないと、安く買ったはずが普通の買い物になります。中古車は値札が安いほど、買った後の説明責任が買い手に移ると私は感じます。 (carsensor)
100〜150万円:状態と装備のバランスが取りやすい
100万〜150万円帯が支持されやすいのは、まさに“尖っていない”からです。この価格帯なら、前期の条件が良い個体や、後期でも走行距離や装備を少し調整した個体が視野に入りやすくなります。2代目フリード全体の平均価格184.2万円から見るとやや控えめですが、2020年式の買取相場が102.7万〜165万円、2021年式が115.4万〜172.3万円であることを考えると、店頭価格で100万円台前半は十分に現実的な主戦場です。私はこの帯域が、フリードらしい“ちょうどよさ”と一番相性がいいと思います。高すぎず、古すぎず、家計にも使い方にも無理をかけにくいからです。 (carsensor)
150万円以上:低走行・人気仕様が増え、条件次第で割安もある
150万円を超えると、相場は一気に“比較の世界”に入ります。低走行、後期、人気グレード、CROSSTAR系、特別仕様車などが増え、単純な年式差ではなく内容差で値段がついてきます。カーセンサーの市場解説でも、後期型は3代目登場で価格がやや下落している一方、装備の充実度や走行距離によっては高値で取引されるとされています。つまり150万円以上は“高いから損”ではなく、条件次第でむしろ割安もあります。私はこのゾーンは、節約のために買うより、“あとで後悔しないために上げる予算”として考えるべきだと思います。家族車は、買ってからの納得感が数万円の差を超えてくるからです。 (カーセンサー)
年式とパワートレインの選び方

(出典:ホンダ)
ガソリンの狙い方(維持の読みやすさ・街乗り向き)
ガソリン車の強みは、維持費の読みやすさです。2代目フリード全体のWLTC燃費は15.6〜20.9km/Lで、ガソリン車でも十分現実的な数字に収まっています。しかも街乗り中心なら、ハイブリッドほど“元を取る”意識に縛られにくく、バッテリーやハイブリッド機構の保証残をそこまで神経質に追わなくて済みます。もちろん燃費自体はハイブリッドに及びませんが、短距離中心、送迎中心、年1万km未満の使い方なら、ガソリンの素直さはかなり魅力です。私は中古のフリードに関しては、「迷ったらガソリン」が今も有効だと思います。家族車は数字の正義より、運用の気楽さが満足度に直結しやすいからです。 (carsensor)
ハイブリッドの狙い方(燃費メリットと長期リスクの理解)
一方でハイブリッドは、距離を乗る人ほど真価が出やすいです。2代目フリード HYBRID/FREED+ HYBRIDには耐久性の良いリチウムイオンバッテリーを採用し、Hondaは「基本的には車両と同等の耐久性を備える」と案内しています。ただし新車時のメーカー保証は5年または10万kmまでです。中古で買うときは、この“基本耐久性”だけを信じるより、保証残や認定中古車の延長保証条件まで含めて見るべきです。Honda認定中古車では、条件付きでハイブリッド機構を初度登録から10年目まで保証する仕組みがあります。私はハイブリッドを怖がる必要はないと思いますが、「燃費が良いから全部お得」と単純化するのは危険だと思います。 (Honda Japan)
前期/後期で満足度が変わる装備(ACCなど)を優先する
年式差で満足度が変わりやすいのは、実はエンジンより装備です。2019年10月改良ではHonda SENSINGの全タイプ標準装備化に加え、後方誤発進抑制機能の追加、ACCの熟成が行われました。さらにCROSSTARも追加され、選び方そのものが広がっています。中古車は外から見ただけだと前後期の差がぼんやりしがちですが、毎日効くのはこうした“日常で使う機能”です。私はフリードの中古では、オーディオやエアロより先に、ACCや安全装備の世代を確認したほうがいいと思います。ミニバンは、速さより疲れにくさと安心感が価値になるからです。 (Honda公式サイト)
グレード選びとリセールの考え方

(出典:ホンダ)
基本はG Honda SENSING系を中心に検討
前期で堅実に選ぶなら、まずG・Honda SENSING系を基準にするのが分かりやすいです。2019年9月終了モデルのアーカイブでも、HYBRID G・Honda SENSINGが代表的なタイプとして掲載されています。理由は単純で、装備と価格の落としどころが良いからです。上級仕様ほど豪華でもなく、ベースグレードほど割り切りすぎてもいない。中古で一番失敗しにくいのは、こういう“中心グレード”です。私は中古のファミリーカーは、派手な仕様より“売れていた真ん中”を選んだほうが後々ラクだと思います。売れていた車は、次に売るときも説明しやすいからです。 (Honda Japan)
CROSSTARは人気と装備で有利だが相場上振れに注意
CROSSTARは魅力的です。2019年10月改良で追加されたクロスオーバー風グレードで、専用インテリアや専用デザインが与えられ、カーセンサーの市場解説でも2代目の中で特に人気の高いグレードとして挙げられています。だからこそ、中古相場では“欲しい人がちゃんといる”グレードになりやすく、価格が少し上振れしていても不思議ではありません。私はCROSSTARを否定しませんが、見た目の魅力が強い分、条件の比較が甘くなりやすい点には注意したいです。同じ予算でG系の高状態車が買えるなら、そちらのほうが満足度が高い人も少なくないはずです。 (Honda公式サイト)
値落ちしにくい仕様の共通点(色・装備・状態)を押さえる
値落ちしにくい仕様に共通するのは、派手さより“間口の広さ”です。カーセンサーの買取相場では、2022〜2024年式でも相場がしっかり残っており、2024年式で144.5万〜204.4万円、2023年式で133.7万〜210.3万円といった水準です。ここから逆算すると、再販で強いのは多くの人が選びやすい仕様、つまり人気グレード、定番装備、説明しやすい状態の個体です。色についても奇抜さより定番が有利になりやすいと考えるのが自然です。私はリセールの強い車を買うというより、“次の買い手が困らない車を買う”という考え方のほうが、フリードには合っていると思います。 (カーセンサー)
失敗しない現車チェック:ここだけ見れば外しにくい

(出典:ホンダ)
スライドドア・電装の動作確認(修理費が効くポイント)
フリードの現車確認でまず触るべきなのは、電動スライドドアと電装品です。ミニバンは便利装備が多いぶん、壊れたときのストレスが大きいからです。Honda認定中古車の保証ページでは、パワーウインドウ約2.7万円、ドアミラー約2万円、ワイパー約2.4万円といった修理費目安が示されています。スライドドアそのものの金額ではありませんが、「小さな電装でも数万円」が目安になるなら、毎日使うドアまわりはなおさら丁寧に見たいところです。私は現車確認で一番信用するのは、販売店の説明より自分の操作です。開閉の音、引っかかり、途中停止の挙動は、短時間でも案外わかります。 (Honda中古車検索)
整備記録・保証・修復歴の確認(書類が最重要)
中古のフリードは流通量が多いので、見た目が似た個体がいくらでもあります。だから差をつけるのは書類です。整備記録簿があるか、保証はどこまで付くか、修復歴の説明が明確か。この3つが曖昧な個体は、たとえ内外装がきれいでも慎重に見るべきです。Honda認定中古車の保証は対象部品が幅広く、ナビやエアコンなども含まれます。つまり、保証の厚さは“中古車の安心の中身”そのものです。私はフリードのような実用車ほど、ボディの艶より書類の透明感のほうが大事だと思います。家族で使う車は、納車後の不安が少ないこと自体に価値があるからです。 (Honda中古車検索)
ハイブリッドはバッテリー関連の保証条件を確認
ハイブリッドを選ぶなら、保証条件の確認は必須です。2代目フリード HYBRIDのハイブリッドバッテリーは、新車時のメーカー保証が5年または10万kmまででした。一方、Honda認定中古車では、条件付きでハイブリッド機構を初度登録から10年目まで保証する制度があります。つまり中古で大事なのは、「ハイブリッドだから不安」ではなく、「この個体はどこまで保証が残り、何に入れるのか」です。私はハイブリッドの良し悪しは、車両本体より保証の説明で判断しやすいと思います。そこが明快なら、必要以上に恐れる理由はありません。 (Honda Japan)
価格より“総額と用途の一致”で決める
最後は、価格ではなく総額と用途の一致です。2代目フリードの平均価格は184.2万円ですが、その数字だけで損得は決まりません。6人乗りが必要なのか、7人乗りが必要なのか、街乗り中心か長距離中心か、ガソリンで十分か、後期装備を優先するのか。この条件が固まっていれば、多少相場より高くても後悔しにくいです。逆に、安さだけで選ぶと、あとから「この装備が欲しかった」「この乗り方なら別の仕様だった」となりやすいです。フリードは“ちょうどいい”が魅力の車です。だからこそ中古選びでも、自分にとって何がちょうどいいかを先に決めることが、いちばんの近道です。 (carsensor)
最後に

(出典:ホンダ)
フリード中古の正解は、最安値を取ることではなく、自分の用途に合う年式と装備を、無理のない総額で手に入れることです。後期の運転支援を重視するのか、街乗り向けにガソリンを選ぶのか、長く乗る前提でハイブリッド保証まで見るのかで、狙い目は変わります。流通量が多いぶん比較しやすい車ですが、だからこそ価格だけでなく書類、保証、装備差まで見て選ぶことが、満足度の高い一台につながります。 (Honda公式サイト)
要点
- 中古フリードは、単に安い個体を探すより、「年式による装備差」「予算」「使い方」を先に決めたほうが失敗しにくいです。特に2019年10月の改良で、Honda SENSINGの全タイプ標準装備化や後方誤発進抑制機能の追加が行われ、前期と後期で満足度に差が出やすくなりました。 (Honda公式サイト)
- 狙い目として考えやすいのは100万〜150万円帯です。このあたりは、年式と装備のバランスを取りやすく、2020〜2022年式の買取相場とも近いレンジが見られるため、価格と内容の折り合いをつけやすいゾーンです。 (カーセンサー)
- ハイブリッドを選ぶなら、燃費だけでなく保証条件まで確認することが重要です。Hondaはハイブリッドバッテリーについて、基本的には車両と同等の耐久性を備えると案内する一方、新車時保証は5年または10万kmまでで、認定中古車では条件付きでハイブリッド機構保証を初度登録から10年目まで用意しています。 (Honda Japan)
参考文献
- Honda 企業情報サイト「『FREED/FREED+』をマイナーモデルチェンジし発売」https://global.honda/jp/news/2019/4191018-freed.html (Honda公式サイト)
- Honda 企業情報サイト「新型『FREED』を発売」https://global.honda/jp/news/2024/4240627-freed.html (carsensor)
- Honda アーカイブ「フリード(2019年9月終了モデル)」https://www.honda.co.jp/auto-archive/freed/2019/ (Honda Japan)
- Honda Q&Aアーカイブ「FREED(2016.09〜2024.05)ハイブリッドバッテリーの耐用年数はどのくらいですか」https://www.honda.co.jp/customer/auto-archive/freed/2016/faq/qa014/ (Honda Japan)
- Honda認定中古車「購入後もHondaが保証する安心」https://ucar.honda.co.jp/LP/Guarantee (Honda中古車検索)
- Honda認定中古車「Hondaのプロが整備した安心」https://ucar.honda.co.jp/LP/Maintenance (Honda中古車検索)
- カーセンサー「フリード(2016年09月~2024年05月)の中古車」https://www.carsensor.net/usedcar/bHO/s083/f002/index.html (carsensor)
- カーセンサー「フリード(2016年09月~2024年05月)の中古車・中古車情報」https://www.carsensor.net/usedcar/bHO/s083/f002/index22.html (carsensor)
- カーセンサー買取相場「フリード(ホンダ)の買取・売却・査定相場情報」https://kaitori.carsensor.net/HO/S083/ (カーセンサー)
- カーセンサー買取相場「フリード 1.5 G ホンダセンシング」https://kaitori.carsensor.net/HO/S083/F002/M002G008/ (カーセンサー)
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